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ブックマーク / number.bunshun.jp (4)

  • 京都国際の監督に直撃「それは書いてもらっていい」優勝翌日、密着記者に明かした“本音”「PL学園の校歌をもらおうかって」関係者からJ.Y.Parkの名前(中村計)

    一瞬、やっぱりそういうものなのかと思った。思い入れがないとはいえ、日一になって聞く校歌はいいものですねというような言葉が続くのかと思った。 だが、違った。 「関東第一さんの(アルプススタンドからの)手拍子というかですね、あれがすごくね。校歌で波風というか、ハレーションを立てている学校なんで。僕も含めて、大迷惑なんですけど。ははははは。ああやって、野球を極めようとしている人間同士の熱い気持ちっていうか、温かみっていうかね、そこがいちばん感動しましたね」 小牧が音で、素直に胸の内を語っていることが伝わってきた。今なら聞けると思った。改めて、校歌を変えようとは思わないのか、と。 「ていうかね、そもそもの話が、(京都)韓国学園のときの校歌なんです。僕らが言われたのは、お金がないから変えられない、と。なんていう理由やと思った。京都国際はトリリンガル教育(3つの語学教育)をうたってるんやから、今風

    京都国際の監督に直撃「それは書いてもらっていい」優勝翌日、密着記者に明かした“本音”「PL学園の校歌をもらおうかって」関係者からJ.Y.Parkの名前(中村計)
  • 「やってもーたー!全国に恥を…」京都国際の主将が決勝後の控え室で…“テレビに映らない”姿を記者が目撃「選手が明かした校歌のこと」(中村計)

    京都国際の特徴…なぜ触れられず? 生徒募集を担当している岩淵雄太によれば、韓国籍の家庭は2パターンあるという。 「むちゃくちゃ朝鮮思想が強くて、家では韓国料理べているという家庭。もう1つは普通の日人と同じような生活をしている家庭。後者の場合は、京都国際に来てからとか、パスポートをとるときに初めて自分の国籍に気づくという場合も多いんです」 金もそうだった。 「韓国語、あんまりわからないんで、ありえるとしたらハーフぐらいなのかなって思ってたんです。そうしたら、バチバチでした。ああ、そうなんだ、って。完全にわかったのは高校1年か2年ぐらいのときでしたね」 大会期間中、少なくとも私の周りには京都国際の校歌のことや選手の国籍に関して質問する記者は誰もいなかった。それは「今さら」だからなのか。それとも、そこに触れてネットが荒れることを恐れているからなのか。それともスタッフや選手への配慮なのか。

    「やってもーたー!全国に恥を…」京都国際の主将が決勝後の控え室で…“テレビに映らない”姿を記者が目撃「選手が明かした校歌のこと」(中村計)
  • 「校歌の質問はタブーなのか…」迷う現地記者に京都国際の選手・スカウトが口を開いて…「学校に言うても動かないし」高校野球ウラ話(中村計)

    背中から、聞こえてくるはずのない言語が耳に入ってきた。まったく予期せぬ響きに思考が追いつかない。アイスコーヒーだと思ってウーロン茶を飲んでしまい、一瞬、何の飲み物だかまったくわからなくなる感覚と似ていた。 徐々に冷静さを取り戻す。 韓国語? なんで? ミックスゾーンへたどり着くなり、旧知の記者に尋ねた。 「京都国際の校歌って、韓国語なの?」 すると、こう呆れられた。 「何を今さら……」 京都国際が初めて甲子園の土を踏んだのは2021年の選抜大会だった。そこで初勝利を挙げ、続く夏も甲子園に出場し、今度は3勝した。 3年前は新型コロナの影響で厳しい入場制限がかけられていたとはいえ、すでに4度、韓国語の校歌が甲子園に流れ、それなりに話題になっていたようだ。 私はいずれの大会も取材に行ってない。しかも、その年は大きな週刊誌連載の原稿に追われ、ほとんどテレビも新聞も見ていなかった。そのため、まったく

    「校歌の質問はタブーなのか…」迷う現地記者に京都国際の選手・スカウトが口を開いて…「学校に言うても動かないし」高校野球ウラ話(中村計)
  • 笑顔、闘志、凍える記者にカイロ。上村愛子がモーグル第一人者の理由。(松原孝臣)

    『Sports Graphic Number』創刊1000号を記念して、NumberWebでも「私にとっての1番」企画を掲載します。今回は長野五輪から5大会連続で五輪に出場し、その実力と笑顔でモーグルという競技を一躍有名にした上村愛子選手についてです。 これまで約四半世紀にわたって、スポーツ、そしてアスリートの取材を続けてきた。 その中に、忘れがたいアスリートがたくさんいる。 上村愛子も、その1人だ。 フリースタイルスキー・モーグルを牽引してきた第一人者である。 実績は数知れない。 2007-08シーズンのワールドカップでは日選手初の総合優勝を果たし、2008-09シーズンの世界選手権ではこちらも日選手初の2冠を達成。 オリンピックは初出場となった1998年の長野大会を皮切りに、2014年のソチまで5大会連続出場。しかも、長野の7位から、6、5、4、4位とすべて入賞を果たしている。 こ

    笑顔、闘志、凍える記者にカイロ。上村愛子がモーグル第一人者の理由。(松原孝臣)
    meerkat
    meerkat 2021/02/22
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