3日午後、富山県南砺市の東海北陸自動車道の下り線で、観光バスの運転手が走行中に意識を失い、異常な走行に気づいた乗客がバスを緊急停止させました。この事故で乗客3人が軽いけがをしました。 警察によりますと、50代の男性の乗客が、バスが対向車線にはみ出すなど異常な走行をしていることに気づき、運転手に声をかけたものの反応がなかったため、別の2人の乗客とともにハンドルやブレーキを操作して路肩に緊急停止させたということです。 バスには、14人の乗客が乗っていて、この事故で50代の女性2人と70代の男性1人が腰を打つなど軽いけがをしました。 警察と消防によりますと、運転手は54歳の男性で、病院に運ばれましたが、くも膜下出血と見られ、意識不明の重体だということです。 乗客が異常な走行に気づいてから緊急停止させるまで、2キロほど走行したということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。 バスは、岐阜県に本
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