ことし5月、大津市の交差点で散歩中の保育園児の列に車が突っ込み、2人が死亡した事故で、過失運転致死傷の罪に問われている被告の初公判が17日、開かれました。今回の事故に巻き込まれて骨盤などを折る大けがをし、現在も入院を余儀なくされている3歳の女の子の母親がNHKの取材に対し、裁判への参加にあたっての心境や現在の女の子の状態などについて手紙で回答しました。全文は次のとおりです。 娘が保育園に入園したのは、昨年の4月、1歳児クラスからになります。 入園当初は、もうすぐ2歳を迎えるころでしたが「パパ」「ママ」もまだはっきり言えない程だったのを覚えています。 事故当時は5月だったので娘は、3歳になったばかりでした。この1年で保育園にも慣れて、言葉も沢山話すようになり、お友達も増えて毎日、保育園に行くのを楽しみにしていました。前日の夜も、当日の朝も「保育園行く!!」と嬉しそうにしていたのを覚えています