千葉県野田市で長女を虐待して死亡させた罪に問われている父親の裁判で、被告は6日も女の子に対する暴行の大部分を改めて否定しました。裁判長が「イメージのわかない話もあるが本当のことを話しているか」と尋ねる場面もあり、被告は「話しています」と淡々と答えました。 6日の被告人質問では、心愛さんが亡くなる直前の状況について検察官が質問し、被告は改めて暴行の大部分を否定しました。 そして、検察官から「この裁判を聞いたら心愛さんはどう思うか」と聞かれると被告は「分かりません」と答えました。 さらに「心愛さんに責任を押しつけているのではないか。死人に口なしでおとしめていると思わないか」と強い口調でただされると、被告は「事実を話そうとここまで話をしてきた。そう思われるかもしれないが1年以上にわたって考えてきた心愛への思いです」と述べました。 また、5日の審理の最後には裁判長が「被告が話すことの中でイメージが