McAfeeによると、2016年に検知したmacOSのマルウェア被害件数は約46万件で、前年同四半期比で744%という大幅な増加となっているそうだ(McAfeeの発表PDF、FORTUNEの記事1、iPhone Mania、FORTUNEの記事2、Slashdot)。 とくに2016年第3四半期から第4四半期にかけて急増したという。急増したマルウェアの大半はWebを閲覧する際に自動的にオンライン広告を表示するアドウェアだとしている。2015年に段階の調査でもmacOSをターゲットにするマルウェアが急増しているとの指摘があった。PC出荷台数のうちAppleが占める割合が増加していることから、ターゲットにされる確率が上がった模様。