20日の株主総会で改めてテレビ事業の黒字化を約束したソニーの平井社長は、17日に発足した「次世代放送推進フォーラム」では副理事長に就任し、4K推進への並々ならぬ決意を見せている。その思惑とは何か。 4K、8Kの高精細テレビを推進させる団体「次世代放送推進フォーラム」が、17日発足説明会を開いた。ここには、放送、通信、テレビメーカーなど21社が集まり、副理事長としてソニー平井社長、NTT片山副社長などが就任している。 ソニーは、その数日後の20日に株主総会で、テレビ事業の黒字化について必達すると語り、ここ数年の世界市場での大幅なシェア低下に対して巻き返しを宣言したが、2年前の2200万台から1350万台までに下がった2013年3月期の液晶テレビの販売台数を見る限り、疑問視する声が大きいようだ。 そんなソニーの今期の起爆剤のひとつは、4K。日本時間16日からブラジルで開幕しているサッカーのコン
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