「No UI」とは、スマホやタブレットの画面インターフェースに囚われずに、柔軟な顧客体験を設計しようという考え方である。今回は、「No UI」を取り入れたサービス設計の事例と、その際のポイントについて解説する。 No UIの議論 「No UI」という言葉を知っているだろうか?これは、スマホやタブレットの画面のような2次元インターフェースに囚われず、よりよい顧客体験を柔軟に作っていくべきという考え方である。この考え方は、2015年以降少しずつ広がりを見せている。 No UIの背景にあるもの No UIの考え方は以前からあったが、なぜ今その声が大きくなりつつあるのか。その背景には、技術の進歩と競争の激化があると考えられる。 自動化の技術の発達 デジタル技術の発達により、ユーザが手を動かさなくても、自動で操作や処理が完了する素地が整った。主な技術には以下のようなものがある。 1. BlueToo
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