こんにちは、エンジニア/スクラムマスターの中村です。 前回は「トラックナンバー」についてお話しました。 今回は「見える化」のお話です。 「見える化」と言うけれど・・・ 皆さん「みんなのタスクを見える化しよう」という声を聞いたことがありませんか? その声の後、しばらくしてタスクをホワイトボードや付箋に書き出して見えるようにはなります。しかし、チームの状態やプロジェクトの状況はあまり変わらないこともあります。 何度かこのような話を見たり、聞いたりしていますが、「見える化」の一歩手前で止まっているような印象を受けることが多くあります。その一歩手前をこのエントリでは(「見える化とは区別する意味で)「可視化」と呼びます。 「可視化」と「見える化」の違い 「可視化」と「見える化」。共に情報や事象を関係者に「見えるようにする」点では同じですが、私は「可視化」は「見えている”だけ”」の状態と考えています。