養護学校、校内暴力で荒れる中学勤務を経て 学生時代から教員を目指していたわけではなかった西郷校長でしたが、就職活動時に「大企業の歯車ではなく自分として生きたい」という思いから教員を志望。西郷校長の現在の教育理念の基盤となる熱い思いは、その後配属された養護学校(現:特別支援学校)や、校内暴力で荒れる中学校での教員経験、さらには、父親としての育児経験を経て築き上げられてきました。 「15歳まで」に大切にしたい、親の子どもへの接し方 それらの経験のなかでの、さまざまな問題を抱える子どもたちや、長くは生きられない子どもたち、そして、愛するわが子との出会い。さまざまな出会いを通じて西郷校長が培ってきた、15歳までに大切にしたい、親としての子どもへの接し方をご紹介します。 15歳で子離れ・親離れすること まず、お子さんの誕生の際に西郷校長が決めたことは「15歳になったら手を放す」ことだったそうです。