購入する新築マンションの不動産会社は選ぶべき？ : マンション・ファイル
新築マンションといえども一つの製品ですから、不動産会社各社で作っているマンションは違ってきます。 「土地」ということを考えると、同じ「土地」は世界に二つとないわけですから、同じ製品はないのですが、土地だけがマンションの価値ではありません。 土地の上に、どういうマンションを建てるか、ターゲットにしている消費者も違えば、建物の構造、設備、仕様すべてが違ってきます。 同じ土地があっても、不動産会社によって建てるマンションは違ってくるでしょう。 そういう意味で、不動産会社を選ぶことは必要かもしれません。 実際には、設計事務所や建設会社、建設コンサルタント、広告会社など様々な会社が、不動産会社といっしょになってマンションを計画していますので、不動産会社が違っても、建設会社が同じならば、似ているマンションが建つこともあるかもしれません。 不動産会社は、マンションの「ブランド」を作っていて、自社が建てた
物件概要と建設予定地 : マンション・ファイル
どんな商品にも「スペック」というのがあります。 電化製品やパソコンなどが分かりやすいですが、「重さ800g」とか「連続使用時間8時間」とか「CPUが2.0GHz」とか、数字だと他と比べやすいです。 数字で表される製品の特徴は、それぞれの意味さえ分かっていれば、製品の特徴をすぐに理解できます。 新築マンションにも「スペック」といえるデータがあります。 「物件概要」といわれるもので、新築マンションの公式サイトにも必ず表示されています。 実は、新築マンションの広告では「必要な表示事項」として、どういう物件データを表示するかが決まっています。 ですから、どの新築マンションでも同じ項目を比べることができるのです。 また、これらを見れば、どういうマンションなのかを、大まかに知ることができます。 では、見るべき項目はどれでしょう。 マンションがどのような土地に建つか、どのぐらいの大きさなのかを知るのにち
人気の新築マンション : マンション・ファイル
毎年たくさんの新築マンションが発表され、販売されます。 売れないというか売れ残るマンションもあれば、人気ですぐ売れてしまうマンションもあります。 新築マンションは、土地も建物も、まったく同じものが他にないという特殊な製品です。 ですが、それぞれの新築マンションで、売れ行きやモデルルームへ行く人の数が違います。 新築マンションで人気があるか、そうでないかの違いは何が理由なのでしょうか。 奇跡的な好立地の新築マンション 人気でがでるマンションの理由を考えてみると、やはり第1は土地でしょう。 便利な場所に建つマンションであれば、人気になりやすいと言えるでしょう。 特に「都心の一等地」にあるマンションです。 だれもが利用したことがあるターミナル駅からすぐ近いマンションや、繁華街に近いマンションは人気が出やすいといえるでしょう。 特に、そもそもマンションが建つような広い土地がない、と思われる場所にマ
話題になる新築マンション : マンション・ファイル
新築マンションで、話題になるものがあります。 もちろん、マンションを探している人の間で、ということですが。 自分が探している街とは少し離れている、ぐらいの距離であれば、一度見に行ってみようと思わせるだけの何かがあるマンションが話題となります。 では、どういうマンションが話題になるのでしょうか。 一等地に建つ高級マンション 誰が考えても、地価が高そうな都心一等地や高級住宅街に計画される「高級マンション」は話題になります。 実際に自分が買う可能性は低くても、誰もがあこがれるからです。 しかし、高くても売れるのでしょう、毎年、どこかしらで高級マンションの計画や販売がされるものです。 マンションは、それなりの広さの土地がないと建ちませんので、都心一等地や高級住宅街に建つようなものではないのです。 そうした「希少な立地」にマンションが建つとなると、いろいろな需要があり、本来の意味でのクチコミが広まり
新築マンション広告と芸能人 : マンション・ファイル
新築マンションというのは、広めの土地に建物が建っているものです。 場所つまり建設予定地や、マンションにある共用施設などで、それぞれの特色がでます。 しかし中には、似たような新築マンションが他にもあって、いまいち特色が出ないという場合がありえます。 また、そもそも駅から離れた場所にあって、販売上苦戦しそう、なんていうマンションもあります。 駅から離れているだけでなく、特に目立った特長もない場合、何で売っていけばいいのでしょうか。 逆に、不動産会社の今年の目玉となるようなマンションで、会社としては絶対に成功させなければならない、という場合もあるでしょう。 有名な設計事務所で設計し、共用施設は目玉となるものを用意、マーケティングもコンセプトもばっちり、社内でも実力者とされる社員を担当者にする、発売即完売を目指すようなマンションです。 そうした様々な理由で起用されるのが芸能人です。 だいたいピーク
マンション広告の地図とGoogleマップ : マンション・ファイル
不動産総合サイトやマンション情報サイトには地図が掲載されています。 それらの地図は、「現地周辺図」「現地図」などといって、マンションを販売している不動産会社が作成したもので、マンションのだいたいの場所がわかるようになっています。 しかしこれは本来の地図ではなく、省略された地図になっていますので、周辺のすべての施設が記載されているわけではありません。 新築マンションが建っている場所が、どこにあるかを確認するには、地図サイトを見ましょう。 ネットで見られる地図としては、Google Mapが有名ですね。 Googleマップの日本の地図は、ZENRIN社の地図なのですが、これは住宅地図となっています。 本来の住宅地図ならば、住んでいる人の名前まで載っていますが、Googleマップではそこまで記載されていません。 しかし、建物名は載っていますので、マンションの周辺にどんな建物があるかを知るには十分
駅に近いマンション、駅から遠いマンション : マンション・ファイル
駅に近いマンションに住むということ 駅に近いマンションはいつでも人気です。 駅までの時間というのは、通勤・通学をする場合に、いわば無駄な時間と捉えられるのが普通です。 ですから、駅には近いほうがよく、駅からの徒歩分数が短いほうがよいとされています。 たとえば、激しい雨が降っている場合に、なるべく濡れなくてすむというメリットもあります。 また、駅の周辺には通常、商業施設や医療施設、飲食店などが集まっています。 駅に近いところに住むということは、それらとも近く、便利であるといえるでしょう。 とはいえ、デメリットもあります。 駅に近いということは、人や車が集まっているということでもあります。 おのずと、音がするわけです。 「閑静な住宅街」という言葉がありますが、駅前は違います。 駅には電車が通ってますので、電車が通過するたびに音がでますし、バスが通っていればエンジン音も聞こえるでしょう。 駅周辺
新築マンション情報サイトで資料請求するとどうなる : マンション・ファイル
マンション情報サイトの唯一といっていい機能が、「資料請求」です。 これはマンションの資料、たいていの場合がパンフレットやご案内資料ですが、それを郵送してもらえるサービスです。 最近は、メールに添付されて送られてくるものもあるようです。 しかし、パンフレットを郵送するには、自分の住所を書かなければならないのです。 自分の住所を書くということで、非常に不安がる人もいます。 住所を書くと不動産会社の営業マンがしつこく尋ねてくるというものです。 マンションのパンフレットというのは、実は、非常にお金がかかっています。 つくるのにもお金がかかりますが、送料もかかるわけです。 不動産会社としても、興味のない人にまでパンフレットを郵送しようとおもっていません。 同じ理由で、不動産会社の営業マンも、興味のない人にまで営業したいわけでもありません。 資料請求するのは、興味がある新築マンションだけにするのが良い
新築マンションの公式サイトのかしこい利用法 : マンション・ファイル
不動産会社は新築マンションを建てる際に、ほとんど「公式サイト」「公式ホームページ」を作成します。 自社で販売している新築マンションの情報を、ネットで提供できるからです。 今や、生活とインターネットは切り離しようもなく、人々は何かを買う前にインターネットで調べることが非常に多いです。 そのため、不動産会社としては、新築マンションの発表を行った直後の早い時期から、そのマンションのすべての部屋が売り切れ、つまり「完売御礼」になるまで、公式サイトを運営します。 不動産会社の公式サイトの最大の特徴は、情報が早く、最新情報が記載されている点です。 自社で企画して、自社で建てているマンションですから、公式サイトでは、広告展開とあわせて、情報をコントロールしながら掲載しています。 今やどれだけの人が新築マンションの発表に注目しているかわかりませんが、それでも話題になるマンションというものはあります。 自社
新築マンションの買い時はいつ？ : マンション・ファイル
「新築マンションはまだ買うな！買い時はまだ先だ。」というのは、よくネットでも見かける意見です。 ではいつが新築マンションの買い時だというのでしょうか。 買い時は、マンションの価格相場が下がったとき？ 新築マンションの価格相場が下がってくれば、買い時といえるでしょう。 新築マンションの建設数（着工数）や、新築マンションの発売される件数は、年によって増減します。 いわゆる「新築マンションが多すぎる」場面というのも、地域によって起こることはあります。 多すぎて、需要が供給を上回るようなときは、価格も下がる可能性があるでしょう。 ただ、3LDKのマンション、4LDKのマンションの価格というものが、目に見えて増減しているかどうか、わかるでしょうか。 マンションは「土地」だけでなく「マンションの建物内での位置」と「間取り」など、様々な要素があるもので、同じ部屋は一つしかありません。 平均数字を出すこと
アンケート付きチラシを見たらマンションが建つと思え : マンション・ファイル
アンケート付きチラシとは、アンケート回答者募集のチラシのことで、新聞に挟み込まれているか、宅配でポストに投函されます。 どこのどの場所にどんなマンションが建つかは、まったく書いていませんが（何も決まっていないので書けないからです）、個人のプロフィールと、住まいに対する状況や考え方、 マンションを買いそうな状況かどうか、をやけに詳しく聞こうとするアンケートのことです。 不動産会社はアンケート好きです。 特にマンションを企画して建設して販売する不動産会社はアンケートをよくとります。 不動産という、土地ありきの製品を扱いますので、アンケートに回答してくれる人は誰でも良いわけではありません。 マンションを建設しようと考えている土地、建設用地の近隣住人のアンケートを重視します。 新築マンションの購入者を調べてみると、概ね近隣住人ということになります。 新築マンションに住んでいる人が、引っ越す前に住ん
マンションの発表が多い時期っていつ？ : マンション・ファイル
新築マンションが新しくできる、という広告がでることを「新築マンションの発表」といいます。 「どこそこのエリアに、これこれのマンションが登場！」といった広告を目にすることがあると思います。 もちろん、ほとんどの場合、まだ新築マンションは完成していません。 マンションの建設計画と販売計画ができて、さあ、これからマンションを販売するぞ、広告をスタートするぞというタイミングが「新築マンション発表」です。 新築マンション発表シーズンには新築マンションの登場広告を目にする 新築マンションの発表には時期があって、多い時期少ない時期があるのです。 多い時期になると、特にマンションの情報を探していなくても、新聞チラシや駅・繁華街、テレビのCMなどで、新築マンションの登場広告を目にすることが増えます。 だいたい年3回ぐらいの「新築マンション発表シーズン」というのがあって、春からゴールデンウィーク、初秋から秋、
新築マンションの広告の見かた : マンション・ファイル
新築マンションの広告は、内容が多い上に多彩です。 とはいえ、電化製品のように詳細ではありませんし、イメージが重視されるものの、食品や化粧品ほどではありません。 パンフレットや公式サイト、情報サイトなどでいったい何をどう見れば良いのか、分からなくなる人も多いかと思います。 新築マンションの広告は、どこを見ればいいのか 新築マンションの広告に記載されている内容は、たいてい次の8つに分類されます。 マンションのコンセプト マンションの建設予定の土地はどこか マンションの周辺の街はどんな様子か マンションの敷地には何があるか マンションの建物や構造はどんなか マンションの部屋の中にはどんな仕様・設備があるか マンションの部屋の間取りはどんなものがあるか モデルルーム・販売センターの場所はどこか それぞれどういう広告内容になっているか、見るべきポイントはどこか考えてみましょう。 マンションのコンセプ
住みたい街が決まっている場合 : マンション・ファイル
地縁のある街で新築分譲中かどうか 「地縁」という言葉がありますが、誰でも、自分に何かしら縁のある土地に住みたいと思うものです。 生まれ育った故郷、通った学校、大学の近く、知り合いがたくさん住んでいるなど。 また地縁がなくとも、憧れの街、住みたい町というのもありますよね。 雰囲気がいい、飲食店やお店が充実している、昔から憧れていた、など。 電車で会社に通勤している人は、たくさんいると思いますが、毎日の通勤電車を便利に、少しでも乗車時間を少なくしたいと考える人は多いでしょう。 そのために、乗り換えずに会社に通える駅、だけど街並みが良くて、住みたいと思う街があれば、そこでマンションを探すことになると思います。 しかし、住みたい街が決まっていればいるほど、マンション探しは時間がかかります。 マンションが次々に建設されているような街ならばともかく、駅を限定した場合、候補となるマンションがあればいいほ
人気のある街・住みたい街ランキングの見方 : マンション・ファイル
日本人はランキングが好きらしいです。 マンション選びにも関係のある「人気の街、住んでみたい街のランキング」というのが、各社から定期的に発表されています。 「街」といってもランキングされているは、ほとんど「駅」ですね。 中には「市」とか「区」でランキングしているものもありましたが、市・区だと広すぎる気がしますね。 住むにあったって、行政サービスの影響は大きく、たとえば育児に対する支援、図書館や体育館などの公共施設、市内・区内の道路などの整備など、住環境に大きく影響します。 市や区には、「公式ウェブサイト」がそれぞれありますが、今住んでいる市や区から、マンションのある市や区に引越ししようと考えているなら、一度見てみたほうが良いです。 市や区の公式ウェブサイトには、そうした住民に対するサービスが掲載されているからです。 住民サービスは、税金や地方交付金などで運営されていますので、大きな費用が必要
新築分譲マンションとマーケティング : マンション・ファイル
新築マンション計画はマーケティングからはじまる 新築マンションは土地を購入するところから始まります。 不動産会社にとっては「仕入れ」にあたります。 新築マンションを建てるには、まとまった大きさの土地が必要ですし、駅から離れた場所や、都心からあまりに離れた山の中では売りにくいものですので、良い土地というのはそれほど多いわけでもありません。 都心または都心から少し離れた、駅からそれほど離れていない土地を探します。 マンション用地としては、企業の所有地、社宅や工場の跡地が多いようです。 古くなった商業ビルを取り壊したり、いくつかの古い家をまとめて購入するような場合もあるでしょう。 そうして土地を仕入れたらマーケティングを行います。 マーケティングというのは、つまりは「この土地にどういうマンションを建てて、いくらで売れば儲かるのか」を調べることです。 どうやって調べるかというと、アンケートです。
マンションは新築分譲と中古のどちらがよいか : マンション・ファイル
日本人は新築好き 日本人は「新しい物好き」といわれています。 初ガツオなどといって、魚にまで「初」を求めるような国民性ですから、当たっているかもしれません。 住宅に関していうと、中古住宅をリフォームして住むようなスタイルが主流の欧米からすると、新築好きといえるでしょう。 特に、マンションというと新築分譲が目立ちます。 新聞のチラシでも新築分譲マンションが多いですし、街を歩けば新築マンションの建設地やモデルルームが目立つと思います。 では、自分が住むにあたって、新築分譲マンションと中古マンションのどちらが良いのでしょうか。 住みたい街が決まっているとき、新築は中古に比べて明らかに少ない 買う商品を選ぶとき、選択肢は多いほうがいいでしょう。 自分が住みたい街が決まっているとき、新築分譲マンションはどれぐらいあるでしょうか。 新築分譲マンションというのは、なぜか集まって建てられる傾向があり、たび
買い替えと住み替えの比較 : マンション・ファイル
住み替えと部屋数 賃貸派の方の感じている賃貸のメリットとして、「住み替えのしやすさ」があります。 家というのは部屋の集まりです。 日本の住宅なら、たいていはキッチン・浴室・トイレのいわゆる「水まわり」に、食事をする「ダイニング」、家族がくつろぐ「リビング」があり、そのほかにいわゆる「部屋」があります。 家族の誰かの部屋で、「居室」といいます。 居室の数を数えて、リビング・ダイニング・キッチンの他に3室あれば「3LDK」、4室あれば「4LDK」などといいます。 部屋というのは、家族の人数と年齢によって、必要な数が変化します。 子供がいない夫婦であれば、1室あれば十分です。 1人目の子供が生まれたばかりや、まだ小さい場合は、1室あれば十分です。 2人目の子供が生まれてくると、まだそれでも1室でもなんとかなります。 しかし子供が大きくなってくると、寝るスペースが必要になってきますし、家具も増えて
マンションと一戸建ての比較 : マンション・ファイル
マンションは集合住宅のこと マンションは「集合住宅」ともいい、複数の部屋、つまり住宅が集まっています。 ひとつの敷地で、複数の世帯が集まって暮らすわけです。 お互いが気持ちよく暮らせるよう、様々なルールやマナーが必要となります。 駐車場やゴミ捨て場、あるいはマンションの敷地の入り口などみんなで使う部分が多々あります。 マンションでは住民総会というものがあり、例えば騒音やたばこ、子供のいたずらなど色々な議題について話し合いが行われたりもします。 そういった部分がわずらわしく感じる人がいるかもしれません。 一戸建てでは、たしかに土地も建物も自分だけですし、一歩敷地に入れば、完全に自分のものとなります。 どういう住み方をしようとも、本来、その人の勝手です。 ただ、一戸建てでもマンションと同様、隣近所というものがあります。 マンションのように、隣とは壁1枚という状況はないかもしれませんが、隣との敷
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