■まさかの安芸スタートとなった春季キャンプは、自分で考えて取り組むキャンプ2015年の春季キャンプも半分以上を消化し、どのチームも紅白戦や練習試合など実戦が増えてきた。阪神タイガースも沖縄・宜野座、高知・安芸ともに練習試合が組まれ、いよいよチーム内競争が激化してきた。 若手選手の多くが宜野座に振り分けられているため、安芸には新人以外の「若手」と呼べる選手が極端に少ない。調整を任されているベテラン、力量を見極め中の新人とは違い、やや複雑な思いがあるのが中堅どころの選手だろう。特に初めての安芸スタートとなった俊介選手が気に掛かった。ルーキーイヤーの2010年から5度のキャンプは、常に宜野座組だった。果たして今年はどんな思いで、どのようにキャンプに取り組んでいるのか。 「安芸からの逆襲」第2弾は、1軍への合流を虎視眈々と狙っている俊介選手を紹介したい。 「元気が一番」と話す俊介選手安芸スタートと