阪神の先発ローテーション有力候補だった高橋遥人投手(25)の開幕1軍が絶望的となった。 17日、球団は高橋が沖縄県内の病院で右脇腹の筋挫傷と診断されたと発表。前日16日の楽天戦に登板した際、違和感を覚えたという。この日から別メニュー調整となった左腕は「投げているボールも良くなかった。ボールは投げられないですけれど、状態を上げられるきっかけに出来たらなと思います」と懸命に前を向いた。 高橋は昨季5勝4敗。貴重な左腕として開幕ローテ入りを期待されていた。今キャンプでは「脱力投法」を試すなどしっくりくるフォームを模索。「うまくいくボールが投げられない部分があったんで、いろんなところで頑張っていた部分が脇腹にきたのかなという感じです」と明かした。脇腹を痛めたのは初めてで、今後はノースロー調整を続ける。 矢野監督は「けがしてしまったものは(すぐに)治せないんでね。遥人も次の目標を見つけて、シーズンが