今月の未踏交流会では拡大版ロボット特集として,ロボットのデザインについて4人の専門家のトークイベントが開催される.”ロボット”とされているが,案内の詳細にも記載されているとおり,実質的には,”ヒューマノイドロボット”のデザインについて議論しようという趣旨らしい. 個人的に,これは,ヤバい.この”ヤバい”という言葉は,最近の語彙力に乏しいと言われる若者言葉の”凄い・他にない”という意味に加えて,元の意味である”危険だ”という意味も含んでいる. このトークショーに登壇する先生方とは,川田工業のNEXTAGEや産総研のHRP-4のデザインを行った園山隆輔氏,産総研でHRPシリーズの開発を行った梶田秀司氏,アニメのパイロットのようにヒューマノイドロボットを動かすソフトウェアV-Sidoを開発して世間のド肝を抜き,巨大ロボのクラタスを共同開発した吉崎航氏,そして自分そっくりのヒューマノイドロボットを