米ハーバード大学の門(2023年6月29日撮影、資料写真)。(c)Scott Eisen / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AFP 【3月29日 AFP】米ハーバード大学(Harvard University)は27日、付属図書館が90年以上にわたって所蔵している書籍の装丁に使われていた人の皮膚を取り外したと発表した。 19世紀のフランスの作家アルセーヌ・ウーセ(Arsene Houssaye)が記した「Des Destinées de l'Ame(魂の運命)」は死後の世界をめぐる黙想について書かれた本だが、装丁に女性の皮膚が使われていることが2014年に判明した。 ハーバード大は「同書の管理における過去の失敗が、遺体の一部を装丁に使われた人物をいっそう物体化し、人間としての尊厳を損ねた」と説明。皮膚については「尊厳ある処分方法