成田空港で、乗客が機内に持ち込む手荷物検査の待ち時間を短縮しようと、問題のない手荷物と再検査が必要なものとを自動的に仕分ける検査機器が、国内で初めて試験的に導入されることになりました。 空港で乗客が機内に持ち込む手荷物の検査では、航空機を狙ったテロやハイジャックを防ぐため、刃物や可燃物などの危険物がないか、エックス線検査機などで調べていますが、再検査が必要になると、あとに続く乗客が待たされることになります。 新たな検査機器は、エックス線検査の結果によって、問題のない手荷物と再検査が必要なものとを自動的に仕分けることができます。 検査機器のメーカーによりますと、再検査の待ち時間をなくすことで、1時間に検査場を通過する人数が最大で1.5倍ほどに増えるということです。 成田空港会社は、今月16日から来月末まで国際線の乗り継ぎの手荷物検査場に試験的に導入したうえで、今後、本格的な導入を目指すとして
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