WWDC 2015で発表になった『OS X El Capitan』。もうアップルのWebでもプレビューが始まっているので、その中身をさっそくチェック中……という人もいるはずだ。 でも、Webページを読んでみると、WWDC 2015のキーノートでも触れられていない情報がけっこうある。特に日本のユーザーとして気になるのは、“新しい日本語の入力方式”という一文。 え、なにそれ? 現地での取材で、その動作と狙いがちょっとわかってきたので、解説を行なってみたいと思う。これがなかなかに驚きの手法なのだ。 ■“文節区切り”の正しさが日本語入力の命 日本語入力といえば、基本はみなさんもよくご存じのとおりだ。ローマ字なり、カナなりで入力された文を、PC上で動作している“日本語入力ソフト”が漢字かな交じり文に変換していく。その際には、文章のどこがどういう単語で構成されているのか、という情報、すなわち“文節区切
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