夏の花で1番好きなのはカンナ。暑さに負けず、台風にも折れない堂々とした佇まい。大きくなるから嫌厭されるけれど、見かけるたびにカッコよくて惚れ惚れする。 昔からある植物なので、少し、時代遅れというか、昭和を感じる部分もあったりします。それもひっくるめて好きだなと思っています。 終の棲家のフェンス沿いに、バンコックを植えました。若葉は黄色にグリーンのラインが入り、レモンとライムを想像させる、明るくて清々しい色味。 目立つ所にどーんと植えたかったけれど、冬は古葉や枯れた太い茎を寒さよけに残しておくため、汚らしく感じるかもしれない、と考え、フェンス沿いに落ち着きました。それでも大きくなれば、その圧倒的な存在感がフォーカルポイントになってくれるでしょう。 カンナを植えたのは、大きくならない矮性品種の、赤い花のカンナが始まり。持て余していた日陰気味のスペースが見事に華やいだのですが、いかんせん陽当りが
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