www.churobird.work 市街地の東側(イーストメルボルンエリア)にやってきました。 パーラメント駅に降りると、スプリング通りに面してビクトリア州議事堂が建っています。原住民族アボリジニの聖なる集会所であったこの場所に、ビクトリア植民地の議事堂としてこの建物が建てられたのは、ゴールドラッシュ最盛期の1856年でした。メルボルンが臨時首都だった1901年から1927年までは、この場所でオーストラリア連邦議会が開かれていました。 ギリシャ神殿のようなコリント様式の柱廊とロンドンのリーズタウンホールをモデルにした立派なファサードの建物に鋳物製のランプが趣を添えています。大英帝国植民地の建築物としては最高傑作との評価を受けている堂々とした外観ですが、実は資金不足が理由で未完のままなんです。本当は、屋根にドームを建築する予定だったとか。ドーム建築が諦めきれないようで、議案が出されては資金