地元では輪島を中心に、ぬか漬用いわしを漬け込むぬか床を作る時に必須です。ぬか床の必需品として長く受け継がれています。 古くからご家庭では、地元の野菜、夏野菜を中心に(ナス、大根)を漬けて利用されています。 又、ドレッシングとして 薄めて利用されています。 料理では、いしる鍋・貝焼が有名です。 スタジオナッツ主宰 小田 真規子 制作・監修料理を美味しくする「いしる合わせ方程式」 イワシやサバを塩に漬け込んで作るいしるは、魚介のもつ酵素で発酵し、よく熟成され、塩分のほかに多くのアミノ酸や、発酵による酸味、独特の香りを持っています。ですから、市販のめんつゆや白だしのように希釈することで、合わせ調味料として使えます。 動物性たんぱく質の旨みがあるので、根菜や葉野菜、大豆製品、麺、ご飯などの素材を美味しくするのにとても便利。なかでも使いやすいのが、1:8の割合の希釈と、バターやごま油などの脂肪分との