米マサチューセッツ州ボストンの裁判所(2015年4月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/BRIGITTE DUSSEAU 【6月17日 AFP】米マサチューセッツ(Massachusetts)州の少年裁判所で16日、恋人だった10代男性が長期にわたって計画していた自殺を実行するよう迫り、死に追いやったとして非故意殺罪に問われていたミシェル・カーター(Michelle Carter)被告(20)に有罪が宣告された。 カーター被告は裁判官から審判が伝えられる20分の間、涙をティッシュで抑えながら泣き崩れた。マサチューセッツ州には自殺ほう助を取り締まる法律はなく、この判決で同州には新たな展開がもたらされることになりそうだ。 コンラッド・ロイ(Conrad Roy)さん(当時18)は2014年7月、駐車場に止めてあったピックアップトラック内で一酸化炭素中毒により死亡しているところを発見された。