就活ルール廃止、反対ではない=首相発言を修正-菅官房長官 2018年09月04日12時35分 菅義偉官房長官は4日の記者会見で、経団連の中西宏明会長が就職・採用活動のルールを2021年春入社組から廃止する意向を示したことについて、政府は必ずしも反対ではないと説明した。その上で「企業、大学などの関係者が学生のことを十分に考えながら議論していくことが重要だ」と述べ、議論の行方を見守る方針を示した。 安倍首相、就活ルール維持求める=経団連の廃止方針に反対 安倍晋三首相は3日、「(ルールを)しっかりと守っていただきたい」と発言し、経団連の方針に反対を唱えたとの受け止めが広がっていたが、軌道修正した形。首相発言について、菅長官は「既に決まっている19年度(20年春入社組)までのルールは守ってもらいたい旨の発言だ」と述べ、21年春入社組の採用活動に言及する意図はなかったと指摘した。(2018/09/0