シンガポール卓球チームは全員が中国からの帰化選手 リオ五輪の卓球女子団体で、日本が3位決定戦を制し銅メダルを獲得しました。3位決定戦の相手はシンガポール。シンガポールは経済国として知られていますが、都市国家であり国民が338万人と極めて少なく、スポーツには選手の母集団が薄く不利です。今回のオリンピック出場選手は、日本からは338人ですが、シンガポールは25人しかいません。 前回のロンドン五輪・前々回の北京五輪で、シンガポールがメダルをとったのは卓球でした。ロンドンでは女性個人が銅メダル、女性団体が銅メダル、北京では女性団体で銀メダルをとっています。 活躍を応援する人ももちろんいますが、国民の反応は冷ややかでした。メダリストの全員が外国籍からの帰化選手だったからです。リオ五輪では、シンガポールから男女含めて5人の卓球選手が出場していますが、全員が中国からの帰化選手です。 シンガポールの五輪卓