リサーチに約20年。カービー・ディック監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki 同性愛者の政治家の矛盾と苦悩を描き、物議を醸しているドキュメンタリー映画『アウトレイジ』(原題)について、カービー・ディック監督に話を聞いた。“クロゼット議員”とは、アメリカ議会にいる、同性愛者であることを隠す議員のことを総称してそう呼ぶ。その“クロゼット議員”が同性愛者の権利(結婚や養子縁組など)に反対票を投じる矛盾行為と、政界の偽善を追求したドキュメンタリーだ。本作では“クロゼット議員”の同性愛経歴を赤裸々に暴いていることでも話題となっている。 “クロゼット議員”がだれだかを世間に公表することで、当事者のプライバシー侵害については考えなかったのだろうか? 「まずこの映画は、はっきりと暴露することに関しての境界線を引いているつもりだ。言及しなければいけないのは、この映画が、ゲイの政治家を描いたもの
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