2014年7月13日のブックマーク (1件)

  • ■ - 偽日記@はてなブログ

    ●昨日引用した「問題」のお金の流れを図に描くと、下のようになる。こうなるともう、謎もなければ、複雑さもなく、間違えようのない小学校低学年レベルの算数にみえる。 しかし、こんな単純な構造から、大人をも幻惑させてしまう「物語」を組み立てることができるのだ。ポイントは、最初に支払った30ドルと、結果として支払った27ドルと、ボーイがちょろまかした2ドルとの三者の間に「関係」があるかのように思い込ませるような、話の誘導(経路・積み上げ)の仕方にあった。27ドルと2ドルに対して対応関係があるのは、ホテルの主人が受け取った正規の価格25ドルの方であり(25+2=27)、最初に支払った30ドルとの間に対応関係があるのは、結果的に支払った27ドルと戻ってきた3ドルの方である(30−3=27)。なのに、支払いと受け取りという「異なる系列」にある二つの因果関係を意図的にごちゃごちゃにして、ありもしない関係の幻

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    meltylove
    meltylove 2014/07/13
    "構造を図にしてみるだけでこのような詐術はいっぺんで見抜かれてしまう。しかしそれは逆から考えると、物語の構造分析によってではその物語が人を幻惑させる要素(つまりその物語の「面白さ」)は抽出できない"