2014年10月26日のブックマーク (1件)

  • インターネットの乱獲、滅びゆく魚たち - やしお

    インターネットの上で、プライベートとパブリックがひと続きになった。それはまるで逆さまの海みたいだ。奥底にいるときは圧力が低く、表面に近づくにつれ圧力が高まるような海。そうして海底からふいに海面へと引きずり出されるとき、圧力に耐え得るものとそうでないものとがある。高校生の飲酒自慢ツイートなどはパブリックの圧力に耐えられないし、見事な腕前のアマチュア歌手の歌などは耐えられるだろう。 プライベートの弱さが消える世界 プライベートなものも突然、地引網で浜へと引き上げられてしまうこと。海面へ向かうには圧力に耐えねばならないこと。 そうした現実が、インターネットの海の中でまだ周知されていない。それらが知れ渡った暁にはもう、私たちはあのはかなく脆いプライベートな魚を目にすることはなくなるだろう。例えば、浜へ引き上げても絶対に開かない安全な貝の中へと閉じこもってしまう。もしくは固い殻を帯びて繊細さの欠けた

    インターネットの乱獲、滅びゆく魚たち - やしお
    meltylove
    meltylove 2014/10/26
    "しかし人々は乱獲によってバラエティに富んだ深海魚たちを滅ぼしつつある" 結びがよかった。/ブクマが伸びた次の文章からの流れで読んだので余計に楽しめた気がする。