ブックマーク / kireinasekai.hatenablog.com (4)

  • 雑踏を歩きながら - 世界を食べたキミは無敵。

    うだるような暑さのなか、という書き出しがよく似合う最近の気候だけれども、朝は暑くなる前に家をでて、陽が沈むくらいに職場を出る毎日を送っているわたしはそれほどうだるような暑さの中に身をおいておらず、今年の夏もそれほど自分のこととして感じないまま8月を迎えたなあ、と思っている。うだるような暑さのなか、という書き出しで文章を書きたかったのだけれど、それに続く話題はわたしの日常生活にはないことに気がついて少しつまらなく思えてしまった。わたしの日常のほとんどは適度にクーラーの効いた居心地のよい空間に存在していて、それが自分の人生そのものを表しているように思えて、夏が少し憎らしく思えた。温室育ちなわたしは苦労知らずという言葉に敏感で、それがウィークポイントだと自覚しているからこそ敏感でただ夏の暑さを回避していることですら辛い事から逃げているようでいやな気持ちになった。それでもきょうはうだるような暑さの

    雑踏を歩きながら - 世界を食べたキミは無敵。
  • 三人寄れば船、山に登る - 世界を食べたキミは無敵。

    三人寄れば文殊の知恵、という言葉があります。 わたしのこれまでの経験上この言葉を実感したことってなくって、基的にことわざや故事のたぐいは『なるほどそうだなあ』と思うことが多いのだけど、やはり後世まで残っている知恵や考え方はそれなりに選別されて良いものが残るのだなあと思うのだけど、三人寄れば文殊の知恵、に関しては自分で実感もしなければ、これって実際どこかの現実世界で起きている事象で、日のどこかの会議室では『やっぱり三人寄れば文殊の知恵だね』って言われているのかすごく謎で中国3000年の歴史を思わず疑ってしまうような世界三大不思議のひとつとして候補があげられているもののひとつなんですけど、わたしに関して言うと、これまでの浅い26年間の人生経験から言わせてもらうならば、『三人寄れば船、山に登る』という経験しかありません。 それはそれとして、この間の祝日に、同期と後輩と3人で美術館に行きました

    三人寄れば船、山に登る - 世界を食べたキミは無敵。
  • (独白) - 世界を食べたキミは無敵。

    少し、自分のことについて書いてみようと思う。 たいていブログはある程度読んでくれている人を想定して書くものだと思うし、わたしもある程度読んでくれる人がいる想定で書いてきた。読んでくれる相手に伝えたい事を書くという意味だけでなく、万が一大勢の人の目にさらされることがあっても、恥ずかしいことのないような文章や内容で書く、という意味において、相手がいるという想定で書いてきた。 自分の生い立ちとか、そういったもの、書いてもだれも興味ないと思ってしまう(という割には人のものを読むのは好きなのだけれど)ので躊躇していたけれど、なんとなく書いてみようかな、と思う。完全に自己満足だ。秋の空気感は、独白に向いているとわたしは思う。ついうっかり、余計なことまで喋らせてしまう季節が、秋だと思う。少しだけ、必要かもしれない、これを書き留めておくことは。と、ほんの少しだけ思う。 ★★★ わたしがこのブログをはじめた

    (独白) - 世界を食べたキミは無敵。
  • 柔らかな赦しの中の承認欲求 - 世界を食べたキミは無敵。

    私はいま26歳だけれど、もう少し幼かった頃の私は、ものすごく必死に『理想の自分』を追い求めていた。 今だって多少なりとも『こうありたい』という目標だったり理想の自己像なんかはあるけれども、それはよく耳にする『承認欲求』という言葉を使うとすれば、今の私が求めているのは『自己承認』で、昔の私が求めていたのは『他者承認』だったんじゃないかな、と思う。 昔の私は執拗に『××(私)じゃなきゃダメなんだ』『どうしても××(私)が必要なんだ』という言葉を求めていた。それは友達、彼氏、先生、家族など回りのあらゆる人、モノ、事柄に対してだ。『承認欲求』という言葉の定義があやふやなので断定的に言及することは避けるけれど、相手に必要とされたいと思うことは、相手からの評価や承認が欲しいということに近いニュアンスだと思うので、これは他者承認を欲していたという言葉に置き換えてもいいと思う。この場合の、相手、というのは

    柔らかな赦しの中の承認欲求 - 世界を食べたキミは無敵。
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