東京ファッションウィークで発表された、日本人デザイナー、岩谷俊和氏のブランド「ドレスキャンプ」の2016年春夏コレクション(2015年10月15日撮影)。(c)AFP/Toru YAMANAKA 【10月20日 AFP】バブルガムピンクのハートマークにチュールスカート、水玉模様──悪びれる様子もないほどフェミニンな東京発の「カワイイ」ファッションは、欧米で爆発的に普及した。一方で、この「ガーリー」なスタイルを取り入れたハリウッドのセレブたちに対し、フェミニストたちは酷評を浴びせている。 「純粋」「無邪気」といった日本の伝統的な概念を、「ハローキティ(Hello Kitty)」などのキャラクターが体現する「ドール」的美意識とミックスした「カワイイ」ファッションの起源は、1970年代後半までさかのぼる。 1990年代を通じて「カワイイ」ファッションは東南アジアに浸透していったが、欧米のファッシ