大学共同利用機関法人 自然科学研究機構国立天文台の発表によれば、 国立天文台のレプソルド子午儀が国の重要文化財に指定されたそうだ。日本の近代天文学黎明期の基本的な天文観測装置として、歴史上および学術上の価値が高いと認められた。 レプソルド子午儀は三鷹キャンパスの子午儀資料館(レプソルド子午儀室)でガラス越しに見学できる。 「子午儀」は天体が子午線上を通過する時刻を精密に観測することによって、その地の経度を決定する、あるいは時刻を決める観測に使われるもの、だそうだ。レプソルド子午儀は130年以上の歴史をもち、日本の天文学史上貴重な望遠鏡とのこと。