政界有数のマンガ通と知られる麻生太郎外務大臣が、東京のデジタルハリウッド秋葉原校で演説を行い、マンガ・アニメなどポップカルチャーを中心とする文化外交を語った。 外務大臣はこれまでのコンテンツ関連業界関係者の努力を高く評価すると伴に、外交における文化の持つ力に言及した。 また、外務大臣はそうした文化の中でもポップカルチャーの持つ力が大きいことを指摘し、外務省は今後アニメ・音楽・ファッションを世界に売り出すことに本腰を入れたいという。そのためには、民間と外務省の役割分担が重要であること、こうした取り組みにはオールジャパンで行うことなどを述べた。 その具体的な取り組みとして、BBCやCNNのような日本による海外向け英語放送を検討することなどを挙げた。 さらに、外国人のマンガ家を対象にした国際的な賞の創設と日本の若手映像・アニメのクリエーターの発掘を目指した新たな賞の創設も提案している。ま