タグ

ブックマーク / kubohashi.hatenadiary.jp (5)

  • 先々月と先月の私の近況報告 - 窪橋パラボラ

    どうもです。先々月、入院して手術して退院してきました。先月中に仕事にも復帰できました。経過は良好です。 気にかけてくださった方々、 ブコメやTwitterで声をかけてくださった方々、 お薦めのや品物を紹介してくださった方々、 どうもありがとうございました。ご報告が遅れてすみません。 当にありがとうございました。 ◆今回の病気が見つかったのは今年の初めでございました。きっかけは子宮頸がん検診でしたが、見つかったのはがんではなく別の疾患でしたので、とにかく検診を受けることが病気の早期発見のためにも大切なのねと思いました。エーシー。 私の場合はむしろ進行して困ったことになっちゃってましたので、テレビCMで検診の重要性を訴える仁科親子*1を見るたびに「仰るとおり、仰るとおりでございます! サボっててすみませんでしたァー!」と猛省する羽目になりました。一時期はあのCMばかり流れて日に何度も猛省し

    先々月と先月の私の近況報告 - 窪橋パラボラ
  • 豆大福 - 窪橋パラボラ

    今年ではない夏の日の話。 ◇◇◇◇◇ その夏、母が入院したのは、緩やかな坂の途中にある大きな病院だった。じっとりと蒸す空気をかき分け坂を上り、駐車場に並ぶ救急車の脇を抜けたところに、面会者用の入り口があった。エントランスはひんやりしていて、やけに遅いエレベーターを待つ間に汗が引いた。 母の病室は6人部屋で、一番奥の窓際が母のベッドだった。手術前日、私が仕事帰りに顔を出すと、母は、「特に問題がなければ、これだけしか切らないで済むんですって」と人差し指と親指で大きさを示してみせた。おへその周りを小さくZの形に切開するだけで手術ができるのだという。入院期間も1週間と短い。 「前とはずいぶん違うわねえ。」 前、とは、20年程前に受けたがん手術のことだ。そのときは、組織を大きく切除したので、機能障害と大きな手術痕とが残ったのだった。「今回も、臓器丸ごと切除するんだし、ま、何かしら残るんでしょうけど」

    豆大福 - 窪橋パラボラ
  • にんじんβ - 窪橋パラボラ

    タカハシの両親は、私たちが帰省するたびに大量の野菜を持たせてくれる。べきるのに苦労するくらいの量だ。あまりの量にびっくりしている私に気がついたのか、最近は、野菜を詰める前にどれくらい要るのか声をかけてくれるようにもなった。 「大根は何入れようかね」 「2にしようかな」 「じゃあ、これは短いから4入れておくよ」 「みかんべるでしょう」 「うん、この袋に詰めていってもいい?」 「それは小さいからこっちの大きい袋にしなさい」 「にんじんはどれくらいにしようね」 「ありがとう、少しで大丈夫」 「少し? 20くらいか」 「いやいやいや」 「なんだ30か」 タカハシの両親は、私たちが遊びに行くと、いつも大量の野菜を持たせてくれる。私たちがべきれないことも知っていて、量を控えめにもしてくれる。冒頭の写真は、そうして選りすぐられた野菜たちの中でもひときわの威容を誇っていたにんじんである。私

    にんじんβ - 窪橋パラボラ
  • 散歩中の犬橋は正面顔を見せようとしない - 窪橋パラボラ

    (↑ネギ畑への侵入を試みるも全力で阻止される犬橋) ◇◇◇◇◇ ぐったりするほど暑い日でも、散歩となると犬橋は俄然勢いづく。外出用のリードを人間が手にしたら、出発の合図だ。伸びをして、頭をぶるんぶるん振ってスタンバイ。 動きすぎてリードがつけにくい。 リードをつけるために首を押さえつけられたのが不満気な犬橋。 さあ出発。 犬橋はぐいぐい引っ張って歩くことが(あまり)ない良い子なのだが、リードの許す限り、行ったり来たり好き勝手に動く。 で、紐が体に絡まったりする。 人は気にしないでざくざく歩く。見ているこっちが気持ち悪いので、強引に引き止めて直す。 引きとめられている間もずっと、犬橋は何かを嗅いでいる。 散歩中の犬橋は地面を嗅ぎながら歩く。 とにかく嗅ぐ。 嗅ぐ。 嗅ぐ。 嗅ぐ。 (↑何を嗅ぎ分けたのか、満足気な犬橋。) ◆ 散歩中の犬橋は、力強く、わしわしと歩く。 足に力が入っているせい

    散歩中の犬橋は正面顔を見せようとしない - 窪橋パラボラ
  • サンタさんの本、大人向け。/「サンタクロースの秘密」クロード・レヴィ=ストロース, 中沢新一 - 窪橋パラボラ

    サンタクロースの秘密 (serica books) 作者: クロードレヴィ=ストロース,中沢新一,Claude L´evi‐Strauss出版社/メーカー: せりか書房発売日: 1995/12メディア: 単行購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (18件) を見る 「サンタクロース神話」を分析した。 2立てで、前半にレヴィ=ストロースの論文「火あぶりにされたサンタクロース」、後半に中沢新一の「幸福の贈与」が収められている。 ◇◇◇◇◇ 早いもので、もうすぐクリスマスですね。街中もお店も電飾やらはっぱやらの飾り付けでえらいことになっていますが、皆様いかがお過ごしですか。表題に「大人向け」と書いたし遠慮なくぶっちゃけますけども、プレゼント対策に奔走されているサンタクロースなみなさま、どうもおつかれさまです。 「サンタ」と「クリスマス」を快く思っていない方々にとっては苦々し

    サンタさんの本、大人向け。/「サンタクロースの秘密」クロード・レヴィ=ストロース, 中沢新一 - 窪橋パラボラ
  • 1