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ブックマーク / taknakayama.hatenablog.com (4)

  • 『アーキテクチャの生態系』 - 横浜逍遙亭

    今年の初めから出版社に勤め始め、最初は企業相手の商売をする部署にいたのですが、夏に一般書籍の部門に移りました。生まれて初めて仕事に囲まれる生活は、ある意味で天国のようで、しかし忌野清志郎が唄うように「いいことばかりはありゃしない♪」が音のところでもあるのですが、こんな風に仕事が楽しいというのは二十年以上サラリーマン生活をやってきて初めてかも知れません。リサーチャーの時代にはリサーチャーならではの楽しさ、醍醐味があり、それは今思い出しても懐かしく、自分にとって素敵な時代でしたが、今の生活もそれなりに悪くはありません。もちろん「いいことばかりはありゃしない♪」ではありますけれど、よいことなんか爪の先ほどもないと思いながら仕事をしていた頃、漠然とした不安を抱え、先行きの見通しがまるでない中で、ただただ残業を重ねてがむしゃらに働く時間が少なくなかった若い頃を考えれば、「いいことばかりはありゃ

    『アーキテクチャの生態系』 - 横浜逍遙亭
  • 『日と月と刀』、読んでみっか - 横浜逍遙亭

    一昨日、梅田望夫さんとお話をしたときのことだ。 話の途中で梅田さんが「最近読んだ丸山健二の『日と月と刀』はすごいですよ」と藪から棒におっしゃった。その直前にはおそらく全然別の話をしていたはずなので、急なタイミングで出てきた丸山健二の名前に内心「!」となってしまった。迂闊にも僕は、その前日に梅田さんがブログにお書きになっていた『日と月と刀』を紹介する文章をそのときまだ目にしていなかったのだ。 ■日と月と刀(丸山健二) (『My Life Between Silicon Valley and Japan』2008年7月27日) というわけで梅田さんからこの書名が出てきたとき、僕はそれが丸山健二の最新刊のことだと分からずに、2秒ぐらいの間、僕が今まで読んだ丸山、読まないで通り過ぎた丸山のあれこれを頭の中から引っ張り出してみ、結局思い当たるものがないのを確かめて、「そのは存じ上げませんね」などと

    『日と月と刀』、読んでみっか - 横浜逍遙亭
    memoclip
    memoclip 2008/07/31
    読むぜ。
  • ダサイのはオーケストラ - 横浜逍遙亭

    昨日のブログで子供にクラシック音楽が受けない話を書いたが、これは実際には但し書き付きと言わねばならない。正確にはオーケストラ音楽が受けないのだ。 末の息子は赤ん坊の頃から大の音楽好きでピアノを弾く。大好きなのはEXILEやCHEMISTRYなどのJ-POPだが、ピアノであれば、小さい頃から習ってきたこともありクラシックにもそれ相応に敏感に反応する。長男も四六時中弟のピアノを聴かされてきた学習効果ということか、ピアノ音楽はそれほど違和感なく受け止める。二人ともグールドのモーツァルトやポリーニのショパン練習曲に対し「ヤバッ」と、実に正しい評価をする。 ところが、これに対してオーケストラはひたすらダサイ音楽に聞こえるようである。今年、個人的には知り合いが演奏する第九を3回聴いた「第九の年」だったのだが、叔母が歌った演奏会に長男を誘ってみたら、「誰に向かって言ってるかわかってんの?」と答えが返って

    ダサイのはオーケストラ - 横浜逍遙亭
  • クラシック音楽ファン - 横浜逍遙亭

    NHKの番組紹介でサヴァリッシュやホルスト=シュタインなど名誉指揮者がNHK交響楽団を振った古い演奏会のビデオをまとめて放送すると宣伝していたので、ごく短い時間だが思わず見入ってしまったら、3人いる子どもたちが口々に馬鹿にする。小さい頃はステレオを鳴らしてもおとなしかった子供らは、いまやクラシックが好きな親を揶揄するという悪趣味を持つティーンエイジャーに育ってしまったのである。光陰矢のごとし。かわいい子には旅をさせよ。誠にありがたいことである。 「ありえねー」(次男)(現代語訳1「爺さんが棒を振り回してる映像を真剣な眼差しで注視する感性の、なんとあり得ないことよ」 現代語訳2「爺さんが棒を振り回してる映像を真剣な眼差しで注視する親父を持っている自分の存在はなんとあわれであることよ」) 「まじ、やば」(長女)(現代語訳1「いまテレビで鳴っている音楽のなんと時代錯誤的であることよ」 現代語訳2

    クラシック音楽ファン - 横浜逍遙亭
    memoclip
    memoclip 2007/02/17
    「自分の部屋で見ればいいんじゃね?」とか思ったけど、ブログコメント欄を見て考え直す。
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