アルメニアの首都エレバンで記者会見するニコル・パシニャン首相(2023年5月22日撮影)。(c)KAREN MINASYAN / AFP 【5月23日 AFP】アルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相は22日、ロシアが主導する旧ソ連圏の集団安全保障条約機構(CSTO)から脱退する可能性を示唆した。アゼルバイジャンからの軍事的脅威に直面しているアルメニアは、ロシアの安全保障協力が得られないことに不満を募らせている。 パシニャン氏は首都エレバンでの記者会見で、CSTOが条約に基づく防衛協力義務を果たさないなら「脱退の可能性を排除しない」と表明。「地域の安全保障システムが機能していないため、西側のパートナーと協議を始めた」と述べた。 アルメニア、アゼルバイジャン両国は、アゼルバイジャン内の係争地で、アルメニア系住民が多数を占めるナゴルノカラバフ(Nagorno-Kar
![アルメニア、ロシア主導の安保機構脱退を示唆](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2afc87a31fb5a7c217e934a039f387643e4277de/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F8%2F1000x%2Fimg_486f179c995140202715aeebcc8e349e115931.jpg)