酵母、酵素、カビの違い酵母は「酵母菌」のことをいいます。ですから、生き物で微生物の一種、菌の仲間です。酵母は酵素を作ります。味噌や醤油、パンは酵母菌作用(=発酵)で作られます。 酵母にはたくさんの種類があります。タンパク質やデンプンをえさに発酵して酵素を作り出す酵母もあれば、野草や野菜から、糖分を加えなくても酵素を作り出す酵母もあります。よく知られている酵母としては、イースト酵母(パンを膨らます酵素を作り出す)、ビール酵母(麦を発酵させてビールをつくる)などがあります。 酵素は体の働きを助ける反応を促す物質です。生体内の色々な反応を促す物質で主に蛋白質です。酵素を作り出す菌は乳酸菌、麹菌、納豆菌などがあります。麹カビなども酵素を作ります。 酵素は唾液中のアミラーゼ→澱粉 胃液の中のペプチダーゼ→蛋白質 腸内のリパーゼ→脂質などのように分解などの反応促します。 酵母→酵素 有用カビ→酵素 有