韓国で広がる中東呼吸器症候群(MERS〈マーズ〉)コロナウイルスなどの影響で、大韓航空とアシアナ航空は24日以降、日本発着の計230便の欠航を決めた。韓国では夏の観光シーズンの外国人旅行客の予約が前年より8割減り、日本人の旅行見合わせも相次いでいる。 大韓航空は24日以降、岡山、秋田、小松、青森、鹿児島と仁川(ソウル)を結ぶ計122便を欠航する。欠航期間は路線で違うが、最も長い岡山便は8月10日まで。同社は「MERSの影響もあり乗客が減ったため」としている。アシアナ航空も30日~7月30日に成田、羽田、中部、広島、富山、松山を発着する計108便を欠航する。 成田、羽田、中部以外の8空港はほかの航空会社の韓国路線が就航しておらず、欠航日は韓国に渡航できなくなる。 韓国旅行業協会によると、7、… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事
1997年の大ヒット映画「タイタニック」の主題歌など、映画音楽の作曲家として知られるジェームズ・ホーナーさん所有の小型飛行機が22日、米カリフォルニア州サンタバーバラ近郊で墜落した。一部米メディアはホーナーさんが亡くなったと伝えている。61歳だった。 地元テレビ局などによると、22日午前9時半ごろ、1人乗りの飛行機が平原に墜落したと消防に通報があった。ホーナーさんと連絡が取れなくなっており、亡くなったのはホーナーさんとみられるという。 ホーナーさんは、セリーヌ・ディオンさんが歌い、大ヒットした「タイタニック」の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」の作曲などで98年にアカデミー賞を受賞。「アバター」「ブレイブハート」など、多くの映画音楽の作曲を手がけた。(サンフランシスコ=宮地ゆう)
米中両国による外交・安全保障や経済についての対話が22日から3日間の日程でワシントンで始まった。中国からは約400人の政府関係者が参加。米国務省高官によると、初日の「米中戦略安全対話」では、中国が南シナ海の岩礁埋め立てによって軍事拠点化する動きについて、改めて懸念を伝えた。 この日の対話には、米側からはブリンケン国務副長官とウォーマス国防次官らが、中国からは張業遂・筆頭外務次官や孫建国・中国軍副総参謀長(海軍上将)らが出席した。 米国務省によると、南シナ海の海洋問題やサイバー攻撃などに加え、ミサイル防衛や核政策、宇宙利用など軍事分野にも議論が及んだ。国務省高官は「両国が同意できない最も敏感な分野について、立場の違いを縮めるよう率直に話し合った」と語った。中国の国営新華社通信は、安全保障対話を続けていく重要性を確認したと伝えている。 23日からは、閣僚級の「米中… こちらは有料会員限定記事で
海上自衛隊とフィリピン軍は23日、南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島近くで、海自のP3C哨戒機を使った初めての共同訓練を実施した。南沙諸島の複数の岩礁を埋め立て、実効支配を強める中国への対抗を視野に、日・比両国の防衛部隊が連携を強めた。 南沙諸島の南東に位置するフィリピン西部パラワン島プエルトプリンセサ。午前5時40分、フィリピン空軍基地に駐機した海自P3C機に、比軍隊員3人と自衛隊員14人が乗り込んだ。80~180キロ西の南沙諸島近くを飛行し、漁船捜索の基本的な訓練を実施。24日も同じ海域で、より実践的な訓練をする予定だ。 軍事力で中国に劣る比軍は能力の向上を目指し、自衛隊との連携や防衛装備品の移転を望んでいる。比軍関係者は今回の訓練で「P3Cの能力・性能を確認できる」と期待。両国は訓練の目的について「災害時の捜索救難」としているが、南シナ海の領有権問題への関心の高さがうかがえる。 フィ
米サウスカロライナ州の教会で9人の黒人が射殺された事件を受け、同州のニッキー・ヘイリー知事が22日に会見し、州庁舎の敷地に掲げられている「南部連合」の軍旗を撤去する考えを表明した。事件で逮捕されたディラン・ルーフ容疑者(21)がこの旗を手に持つ写真などが見つかり、論議を呼んでいた。 旗は奴隷制度の是非などをめぐって19世紀に争われた南北戦争で、南部側が使った。米国では「人種差別の歴史の象徴」との批判がある一方、南部を中心に「先祖への敬意を表す」と支持も根強い。サウスカロライナ州では1960年代から星条旗などと一緒に州庁舎の上に掲揚され、00年からは敷地内の別の場所に移されている。 ヘイリー知事はこれまで撤去の必要はないとしていたが、22日の会見では「我々を分断する象徴を取り除き、ともに前へ進むことを期待する」と語った。撤去には州議会の3分の2の賛成が必要で、早急な対応を求めた。会見には、同
自動車部品大手タカタのエアバッグの品質を巡る問題で、米議会上院の商業科学運輸委員会の民主党議員らは22日、タカタが資金的な理由で安全面の監査を怠っていたとする報告書を公表した。委員会は23日に公聴会を開き、タカタ幹部らを追及するとみられる。 委員会スタッフが、タカタ社内の電子メールを含む9万ページにわたる書類を精査したという。報告書は「資金的な理由で、タカタが世界規模の安全監査を2009年から11年まで中止していたことを示唆している」などと指摘。「安全より利益を優先した可能性がある」と批判した。 一方、タカタ側は22日の声明で「報告書は古い報道に基づく不正確な点を含んでいる。指摘された世界規模の監査は、製品の品質や安全性と関連したものではない」と反論した。(ワシントン=五十嵐大介)
ナイジェリア北東部マイドゥグリのモスク(イスラム教礼拝所)付近で22日、2人の少女に装着されていたとみられる爆弾が爆発し、約30人が死亡、多数のけが人が出た模様だ。イスラム過激派「ボコ・ハラム」の犯行とみられている。AP通信が目撃者の証言として伝えた。 APによると、マイドゥグリで今月、自爆テロとみられる爆発が起きたのはこれで4回目。目撃証言によると、少女は2人とも10代。1人はモスクの人混みに近づいた時に爆発し、もう1人はそこから逃げだそうとしたところ、爆発したように見えたという。 国連児童基金(ユニセフ)の5月末の報告書によると、今年5カ月間で確認された自爆テロは約30件。少なくともその4分の3の事件で、女性や子どもが体に爆弾が巻き付けられ、爆発を強要させられたとみられている。 爆弾処理の軍専門家はAPの取… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こ
米の人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズに子役として出演したジェイク・ロイド容疑者(26)が警察とのカーチェイスの末に逮捕されたことが分かった。米サウスカロライナ州コレトン郡の保安官事務所が22日、明らかにした。 ロイド容疑者は1999年公開のシリーズ第4作「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で、後にダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーの少年時代を演じた。保安官事務所によれば、17日、運転中に警官の停止命令を無視して逃走し、数キロ先で事故を起こした。(マイアミ〈米〉=AFP時事)
世界的な名門オーケストラのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は22日、新たな首席指揮者にロシア出身のキリル・ペトレンコ氏(43)が選ばれたと発表した。楽団員による首席指揮者の選考は5月にもあったが、議論が11時間にも及び、異例の先送りとなっていた。 ペトレンコ氏は2018年8月で楽団を去る現首席指揮者サイモン・ラトル氏(60)の後任。楽団によると、ペトレンコ氏は「このすばらしいオーケストラの指揮者としてふさわしくなれるよう、私の力の及ぶすべてのことをする」とコメントした。 ペトレンコ氏は2013年からバイエルン州立歌劇場の音楽総監督。バイロイト音楽祭の「ニーベルングの指環」など、ワーグナー作品を筆頭に、ドイツ音楽を指揮する上での評価を近年高めていた。 選考が長引いた背景に、ウィーン・フィルとともに高い評価を受けてきたベルリン・フィルが時代の流れに応じた楽団運営を探る中で、求められる指揮者像
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