韓国と北朝鮮の高官は23日、緊張緩和をめぐり22日に引き続いて会談した。北朝鮮側は韓国軍の宣伝放送の中止を求め、韓国側は韓国軍下士官が重傷を負った地雷爆発事件の謝罪を要求しているが、交渉は難航している。一方、北朝鮮軍の砲兵戦力増強、多数の潜水艦の出航なども表面化。緊張はさらに高まっている。 北朝鮮側は、韓国軍が北朝鮮の体制を批判する宣伝放送を22日午後5時半までに中止し、拡声機を撤去しなければ軍事行動を起こすと警告している。韓国側は会談中も放送を続けている。会談が決裂すれば軍事衝突につながりかねず、日米中など関係国でも危機感が高まっている。 24日午前1時現在、会談は終了していない。北朝鮮側の砲撃など具体的な軍事行動も伝えられていない。 会談は韓国側から金寛鎮(キム… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きを