バングラデシュの首都ダッカのレストランで起きた人質立てこもり事件。現場で死亡した実行犯の1人の父親が5日、朝日新聞の単独取材に応じ、「息子は昨年末に失踪し、今回の事件で見つかった。過激思想と無縁の子だったのに」と話した。同じように息子が失踪中だという、富裕層の家庭が複数あるともいう。 「家族に見せない一面があったのか」 ダッカ中心部の比較的裕福な家庭向けの賃貸マンション。同国の五輪委員会事務局次長で、与党アワミ連盟元幹部のイムティヤズ・カーン・バーブルさん(58)が、自宅の応接間で家族と一緒に取材に答えた。実行犯ロハン・イムティヤズ容疑者(20)の父だ。 イムティヤズ氏によると、ロハ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただ