米共和党候補のトランプ氏が31日、米ABCのインタビューで、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島併合について、容認するような発言をして物議を醸している。 米欧などがこれまで非難し、無効だと主張してきたクリミア併合について、トランプ氏は「自分で見てみる」と是非を再考することを示唆。「私が聞いたのは、クリミアの人々はロシアと共にいることの方を望んでいた」と発言した。 ロシアは2014年にクリミア半島を一方的に併合し、武力によって現状変更をした。米欧は対ロ制裁に踏み切っている。 インタビューではロシアのプーチン大統領との関係も問われ、「プーチンとは何の関係もない。彼は私について非常に良いことを言ってくれる。しかし、会ったこともない」とした。 CNNによると、トランプ氏は昨年11月の討論会ではプーチン氏について「彼をよく知るようになった。仲間だ」と語っていた。 一方、民主党候補のクリントン氏陣営
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