ブックマーク / note.com/yearman (6)

  • 「寄りかかる」の地域分布(地図付き)|まつーらとしお

    先日とあるお店で見かけたものです。 ちくわパンが有名「よしかかる」は「寄りかかる」の北海道での言い方です。この「寄りかかる」ってけっこう地域固有の表現(俗に言う「方言」)があるんですが,地図とかでは見たことないので作ってみました。 データは『日方言大辞典』(ジャパンナレッジ版)で,「寄りかかる」(あと「もたれかかる」)に対応する形を集めました。地図は大まかな形(辞典での見出し)で色は揃えて,その中に別の語形が含まれるとき(例えば「おっかかる」という見出しには福岡市の「うかかる」も載っている)はちょっとだけ色を変えています。これはちょっと見づらいのですが。また,地図の位置は都道府県単位だとわりと適当な場所を使っています。 Google mapにすれば直接noteに埋め込めたのですが,なんとなくgithub pagesに作ったため埋め込まれずリンクになるので,画像でも示しておきます。 クリッ

    「寄りかかる」の地域分布(地図付き)|まつーらとしお
  • 研究データを整理しよう・したい・せねば|まつーらとしお

    軽く読んだだけですが,研究者・院生にとってもそうですし,学部生でもPCで様々なものを整理するという点から役に立ちそうだと思いました。 概略版と呼べそうな動画もあるのでそちらを先に見るのもよさそうです。 全体の構成は次のとおりです。 第1章 イントロダクション 第2章 研究データ管理の方針決定 第3章 研究データの整理法 第4章 研究データの保存 第5章 研究データの公開 「イントロダクション」よりいくつかとても参考になったことを記しておきます。 フォルダ構造やファイル命名法があるこのドキュメントは例えばフォルダ組織化やファイル命名法といった普段なかなか説明しないところまで目配りされている点が大きな特徴と言えるでしょう。例えばフォルダ組織化は次のようなスライドが用意されています。 「はじめよう、研究データ管理」第3章よりどれも「当たり前」と思うかもしれませんが,徹底することはけっこう努力が必

    研究データを整理しよう・したい・せねば|まつーらとしお
  • 「今後に活かそうと思った」→で,活かした?|まつーらとしお

    授業では出席管理と学生からのコメント回収に大福帳を活用しています。もともとは織田揮準先生(元・三重大,教育工学)が考案し,向後千春先生(早稲田大)が広めたもののようです。 要は15回分のコメント欄をA4用紙の裏表に全て印刷しておき毎回配布→コメントを書いて回収→回答記入します。 私の場合,質問を書いてくれてもいいのですが,ちょっと遊び心を出しています。 質問は脇役?さて,第1回の授業では人らにはちょっとショックかもしれませんが,「変に忖度して「〜が知れてよかった」みたいな心か分からないけどとりあえず喜ぶだろうから書いとけみたいな「良い子なコメント」はいらない。それぐらいならオススメのコンビニスイーツ情報のほうがいい」と伝えています。 これはかなり心で,授業コメントって「良い子」続出するんですよ。まあ何回も顔を合わせる,それも単位を出す—取る(もらうは抵抗あり)という関係にあるので辛辣

    「今後に活かそうと思った」→で,活かした?|まつーらとしお
    mera85326b
    mera85326b 2023/04/25
    “代表的なものとして,「授業で扱った内容+「今後に活かそうと思った」」というのがあります。まあ無難に書きやすいんでしょうね。それを受けての私の回答って「この1週間でそれは活かしましたか?」なのです”
  • Remoで学術イベントを運営してみて(もしくは言語学フェス2021の総括)|まつーらとしお

    先日の記事でも書いたとおり,1月24日(日)にRemoを使用して「言語学フェス2021」というポスター主体のオンライン交流イベントを行いました。 記事でも書いていますが,理論的背景,対象言語,方法論など多岐にわたり,研究発表だけでなく研究紹介も入れることで,専門家から一般の方まで広く射程に入れた会となることを意図しました。 幸いなことに発表44件,参加申込約240人と多くの方に関心を持っていただき,当日も200名ほどの参加をいただきました。運営チームを代表して,発表,参加いただいた方々に感謝いたします。 鉄は熱いうちに打てと言いますので,忘れぬうちに運営と発表の両方の立場から感想を書いておきます。ちなみに運営チームと言ってますが,現場で動いていたのは私を含め2〜3人です。オンラインなのでそんなに人数もいらないのですが,適正な規模はよく分かりません。 キーワードは交流だと思う コロナ禍で学会

    Remoで学術イベントを運営してみて(もしくは言語学フェス2021の総括)|まつーらとしお
  • LINEオープンチャットを使ったオンライン授業(大学編)|まつーらとしお

    今年度,私の担当科目はすべてオンライン授業になりました。選択肢はいくつかあったものの,結局LINEオープンチャットをメインに使った授業をしています。それで,忘れないうちにノウハウと呼べるか分かりませんが,運用についてメモを残しておこうと思います。 なぜオープンチャットか? 勤務先の環境はリアルタイム,オンデマンドどちらも対応できるものでした。40ちょっとのクラスがあり,その半分程度は教材を共有しています(私も作る)。つまり,説明としては私の担当する6クラスでほぼ同じ内容になるので,無駄がないという意味でオンデマンドの方が適していると考えました。 その一方で,オンデマンド教材だけ置いて「いついつまでに宿題をやっといて。質問があったらメールで」としても,反応は期待できません。自主性とか自発的学習とかなんとか言われますが,勉強はやらされないとやらない人の方が多いですから。なので,時間をある程度縛

    LINEオープンチャットを使ったオンライン授業(大学編)|まつーらとしお
  • 動画授業による学生達のパケ死を防ぐ|まつーらとしお

    前の記事で,オンライン授業をするにあたって学生の自宅にwifi環境が必ずしも整ってないということに言及しました。 wifi環境のない学生は自分のスマホの通信量を消費する必要があります。もちろん大学に出てくれば解決もできますが,オンライン授業のうまみという点ではやや落ちるように思います。格的に学期が始まる前にこの話題についてもう少しだけ書いておこうと思います。 動画・音声の通信量 少し気になったので,サービスによって通信量がどれくらい異なるのか,いくつかのサイトを参考にしてまとめました。 ゼミのような少人数の授業ではzoomを使う予定の方も多いとは思いますが,1回(90分)の授業で300〜600MB消費します。 講義をYouTubeライヴで録画した場合,900MBになります。もちろん画質を落とすことで容量は減りますが,あまり現実的ではなさそうです。 これらはいずれも「これまでの授業とほぼ同

    動画授業による学生達のパケ死を防ぐ|まつーらとしお
    mera85326b
    mera85326b 2020/03/30
    wifi環境にない学生への配慮の実際。
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