大阪・ミナミの飲食店で料金支払い時にトラブルとなり、店長を殴るなどしてけがを負わせたとして、大阪府警南署は26日、吉本興業所属の漫才コンビ「メッセンジャー」の黒田有(たもつ)容疑者(39)(大阪府東大阪市)と、知人の会社役員樋口勝紀容疑者(40)(同)を傷害容疑で逮捕した。黒田容疑者は容疑を否認している。 同署の発表によると、両容疑者は26日午前0時頃、大阪市中央区宗右衛門町のガールズバー前で、男性店長(23)を殴ったり、けったりして顔の骨を折る2か月の重傷を負わせた疑い。 両容疑者は25日午後9時頃から、同じバーで別の知人2人の計4人で酒を飲んでいた。計25万円を請求され、黒田容疑者は「思ったより料金が高く、文句を言ったが、殴っていない。(樋口容疑者を)止めに入っただけ」、樋口容疑者は「自分はどついたが、黒田(容疑者)は手を出していない」と供述しているという。 黒田容疑者は東大阪市出身。