今回は、「作業に分解」するWBSと「成果物に分解」するWBSの表記方法の良いとこ取りをした「ハイブリッド型」WBSを紹介します。 「作業分解型」と「成果物分解型」WBSのメリット&デメリット さて、連載2回にわたって、「作業分解型」と「成果物分解型」のWBSを紹介しましたが、読者の皆さんはどちらのWBSを使うでしょうか。双方とも長所と短所があり、一概にはどちらが良いとは言えません。それぞれは場合に応じて使い分けが要求されます。次の図を見てください。
![良いとこ取りの「ハイブリッド型」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a524310a5da28e74061f7a509ca8bea5a250698e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fim%2Farticles%2F1008%2F02%2Fl_ma_zu03.jpg)
レベル2を「成果物一覧」で分解した場合は、成果物単位でワークパッケージが表されるため、責任の単位がWBSとして分解されているケースが多くみられます。欧米企業や、オフショアを活用している会社では、契約上、責任範囲をかなり詳細に記述する必要があるため、こちらのWBSを好む傾向にあります。 さて、実際のシステム開発プロジェクトにおける事例を見てみましょう。レベル1は顧客に納品する成果物であるXXXシステム(システムの名前など)が記入されます。レベル2を見ると一般的な成果物一覧の大項目が並びます。例えば、「ハードウェア」「ソフトウェア」「開発用ドキュメント」「ユーザードキュメント」「プロジェクト管理」などです。 留意事項として、「プロジェクト管理」だけは「作業分解型」のWBSと共通の項目になります。プロジェクト管理は厳密に言えば成果物ではありませんが、プロジェクトを円滑に進めるために必須となるため
このノートは、2018年9月に刊行された『データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい』の第6章「人手不足なのにどうして給料は増えないのか」を【無償】で全文公開しています。 編集者曰く、 「在庫から考えて、紙ベースであと1000冊売れたら増刷です」という声を頂いたんで、ぜひぜひ手に取ってみて下さい。この無料公開を通じて、今まで本書の存在を知らなかった人に広まれば良いな、と思っております。 第6章の要点3つ・日本の失業率はOECD国際比較でも低く、人手が足りないように見える ・しかし、人手不足を表す指標として用いられる「有効求人倍率」は有効求職者数が急激に落ち込むなど動きが変で、ちょっと疑ってかかるべき ・今まで10人でやる作業を8人で対応していた仕組みに限界が来たので、経営者もやむなく人数を増やしているだけ、という仮説が考えられる。売上が増えるわけでは無いの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く