Faradayの役割 Faradayは、Rubyで書かれたHTTPクライアントライブラリで、RubyGemsとして提供されています。利用シーンとしては、Railsプロジェクトから外部のAPIなどにアクセスする例などが一般的でしょう。 なお、RubyにはHTTPクライアントライブラリとして標準で添付されているNet::HTTPがあり、require 'net/http'でインクルードすれば利用でき、Faradayを使わなくても実装することができます。 ただし、Net::HTTPを使うとパラメーターや設定などが複雑になってしまうところを、Faradayを使うことでよりシンプルに、HTTPクライアントとしてアクセスする部分を実装できるメリットがあります。 また、Faradayは内部的にはデフォルトでNet::HTTPを使用しています。その意味ではNet::HTTPのラッパーともいえるでしょう。
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