テレビで中高一貫男子校の応援団部のドキュメントをやっていた。年功序列に規律第一、過酷すぎる練習としごき。合宿では学ランからしたたり落ちる汗をそのままに何時間も正座で応援の練習。足がしびれすぎて立てなくなるんだけど手をついちゃいけないという決まりがあるのでヒジで体を支え生まれたての小鹿のように手足をガクガクさせながら立ち上がらなければならない。OB(オッサン)たちがジーッと見る中行われ、早く立ち上がらないと怒号が飛ぶ。風呂では新入部員(ヒョロヒョロの中学1年生)が「失礼いたします!」と全裸で入っていき、同じく全裸で待つOB(割腹のいいオジサン)の背中をゴシゴシ洗う(風呂には二人きり)という、もはや意味不明の域に達してる「伝統」の特訓が無数にある。 その学校が共学校になった。女子チアリーダー部ができ、新入部員は毎年数十人入る。チア部と応援団部が合併することになった。今まで何十年もたくさんの男