稚内市、JRに臨時便の運行要請 特急サロベツの運休長期化で (07/18 15:00、07/18 17:12 更新) JR北海道の豊田誠常務に要望書を手渡す稚内市の工藤広市長(右端) JR北海道の特急「北斗14号」の出火事故の影響で特急サロベツ(札幌―稚内)が運休している問題で、稚内市の工藤広市長は18日、札幌市のJR北海道本社を訪れ、豊田誠常務(鉄道事業本部長)に臨時特急の運行を要望した。 工藤市長は「今年から関西、中部両空港との航空季節便が休止し、陸路の観光振興に取り組み始めたばかりだった。市民生活、産業への影響も大きく、代替手段を講じてほしい」と述べた。豊田常務は「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝したが、臨時特急の運行には言及しなかった。 JRは6日の事故以来、札幌―稚内間の特急の上下線3往復6本のうち、北斗14号と同型エンジンを搭載するサロベツ1往復2本を8月31日まで運休中。