セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂は9日、北海道と東北、信越地方の17店を閉鎖すると発表した。全国の1割強に相当する店を今春以降に順次閉める。セブンは2023年3月、ヨーカ堂33店舗を26年2月末までに減らし首都圏など都市部中心の体制に移行する方針を示した。特定の地域全体で閉鎖店が明らかになるのは初めてだ。パートなどの従業員の雇用は後継店を調整する
京浜東北線しかとまらない埼玉県川口市のJR川口駅に、中距離電車の上野東京ラインが停車する見通しになった。奥ノ木信夫市長が8日会見し、JR東日本が川口駅に上野東京ラインを停車させる代わりに、川口市が新駅舎やホームの建設費用を負担する方針を明らかにした。一部は国庫補助を使うが、そのほかは起債や新たな基金の積み立てなどでまかなうという。 JRが示した計画案によると、建設費用は約420億円か389億円。既存の歩行者用デッキをどう活用するかで額が変わる。 市議会への関連議案の提出や市民の意見募集を踏まえ、早ければ2025年にJRと市が基本協定を結ぶ。川口駅に上野東京ラインが停車するのは、37年以降になる見通しだ。 川口駅は、京浜東北線のホームが1本あるのみだが、駅の乗車人員は1日あたり約7万1千人。国土交通省によると、同線の川口~赤羽間の混雑率は142%と高い。人身事故などで同線が止まると、駅周辺が
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