「ゴディバvs.森永製菓」。読者の皆さんは、どちらがお好きだろうか。実は、チョコレートの「ブラインドテイスティング」で、どちらのほうが好きかを答えてもらう試みが、大手資産運用会社のスパークス・アセット・マネジメント、そして東京経済大学の石川雅也ゼミと金鉉玉ゼミの共同で行われた。味の好き嫌いを判断するのは、2つのゼミ学生33人と2人の准教授(石川・金)の計35人である。 これが、なかなか面白い結果となった。 ゴディバvs.森永、ブランド名を明かさず食べてもらった ゴディバといえば、ベルギー王室御用達の高級チョコレートメーカーとして、世界的に高いブランド力を持っている。歴史はあるが、創業者のジョセフ・ドラップス氏がチョコレートを作り始めたのは、1926年である。 一方、森永製菓は1899年に森永太一郎氏が創業した製菓会社で、日本人でその名を知らない者は、いないといっても過言ではない、国民的ブラ
![ゴディバと森永製菓、どちらがおいしいのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a430a7e958ba9ff53bc0ebec523cf9354e1537b2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2Ff%2F1200w%2Fimg_7fc9da91f97181a5d5a7f1a0af628777306070.jpg)