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ブックマーク / courrier.jp (3)

  • エジプトの英雄モハメド・サラーのゴールが意味するもの | “爆速ファラオ”がピッチに降臨

    エジプトを28年ぶりのW杯出場に導き、今季リバプール加入1年目でプレミアリーグ得点王に輝いたモハメド・サラー。「爆速王」の異名をとる“ムスリム”ストライカーが、反イスラムに傾く英国と母国エジプトにもたらしたものとは──。 おなじみのゴールパフォーマンス モハメド・サラーのゴールパフォーマンスは、いまやおなじみの光景となった。 サラーがゴールを決めると、リバプールFCのスタジアムが歓喜で爆発する。彼は両腕を広げて近くのファンのところへ駆け寄り、そのままじっと立ち、称賛の嵐に浸る。 チームメイトからの祝福が一通り終わると、サラーはゆっくりとセンターサークルへ戻り、そこで止まる。

    エジプトの英雄モハメド・サラーのゴールが意味するもの | “爆速ファラオ”がピッチに降臨
  • 国連日本人トップに就任した女性の現場主義が本当にすごい!|中満泉『危機の現場に立つ』

    「君ね、難民にいきなり刃物で脅されたらどうするかね?」 2017年5月、国連軍縮担当事務次長に、日人女性中満泉さんが就任したというニュースがとびこんできた。 早稲田大学法学部を卒業後、アメリカ・ジョージタウン大学大学院で国際関係論の修士の学位を取得。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に就職。サラエボ、旧ユーゴスラビア諸国、アフガニスタン、シリアなどで難民支援などに取り組んできた女性だという。 彼女の国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)での面接が面白い。面接官のワシントン事務所長が意表をついた質問をしてきたという。 「君ね、難民にいきなり刃物で脅されたらどうするかね? 仕事の上で何か予期しない状況に出くわしたらどう対応するのか、を聞きたいんだ。しかもこういう状況は、残念ながら私たちの仕事上、ときどきあることなんだよ」

    国連日本人トップに就任した女性の現場主義が本当にすごい!|中満泉『危機の現場に立つ』
  • あなたのiPhoneに使われているコバルトは、「多くて1日2ドル」で働くコンゴの鉱山労働者が素手で採掘している

    マヤンバは、鉱山で採掘の仕事をしている。 かつてある地質学者は、コルウェジの豊かな鉱物資源を「地質学を揺るがすスキャンダル」と称した。それほどこの街の赤色の土には、豊かな鉱物資源が眠っているのだ。 アフリカのこの辺鄙な土地に、いま世界中の企業が殺到している。彼らの目的は、充電式のリチウムイオン電池に欠かせない鉱物であるコバルトだ。いまや誰もが持っているアップルやサムスンのスマートフォンやノートパソコン、主要自動車メーカーが製造する電気自動車もこのリチウムイオン電池で動いている。 とはいえ、マヤンバ人は巨大なグローバルサプライチェーンの枠組みのなかで、自分がどんな役割を果たしているのかがよくわかっていないようだ。 彼は、と一人息子と暮らしている。 いつも通り部屋の片隅から、シャベルと先端が壊れたハンマーを取り出し、埃で汚れたジャケットを着た。マヤンバはプライドが高く、採掘の仕事に出かける

    あなたのiPhoneに使われているコバルトは、「多くて1日2ドル」で働くコンゴの鉱山労働者が素手で採掘している
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