手軽にインターネットで動画の生中継ができるWebサービス「Ustream」。発電設備の建設を手掛ける日本工営は、これを社内会議などに活用している。数千円の市販機材を使い、海外からでも十分な品質で動画を中継できることを確かめた。対消費者だけでなく、企業内でもネット生中継するケースが増えそうだ。 「数千円のWebカメラでも、映像の品質は十分。サービスの利用料金は月額5000円足らずだ。これを活用しない手はない」。日本工営 技術本部技術企画部情報基盤センターの小松淳センター長は、ネット生中継サービス「Ustream」の利点を、こう評価する。 同社は国内外の事業所を結び、社内会議や技術発表会などをUstreamで生中継した。この8月末には、ベトナムのハノイと東京の本社を結び、現地の事務所長によるプロジェクト進捗報告会議を生中継した(写真1)。東京本社からは廣瀬典昭社長も、激励のメッセージを送った。
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