山梨県市川三郷町の住民から町への憤りや将来を不安視する意見が相次ぎました。 県内の市町村で初めて「財政非常事態宣言」を出した市川三郷町で町の財政に関する住民説明会が始まりました。 【写真を見る】「今まで一体何をしてきたのか」 7年後には財政破綻する恐れ 財政非常事態の市川三郷町で初の住民説明会 市川三郷町は町の財政が危機的な状況に陥っているとして9月、「財政非常事態宣言」を出し、昨夜は三珠地区で初めての説明会を開きました。 会場では遠藤浩町長らが高齢化や人口減少で税収の落ち込みなどが続き、このままの財政運営を続けると7年後には財政が破綻するおそれがあると説明しました。 会場には町の想定の4倍となる約100人が集まり、質疑応答で住民から町への憤りや将来を不安視する意見が相次ぎました。 住民: 「財政は大丈夫という言葉に正直騙され続けてきた。今まで一体何をしてきたのか」 「何もしてこなかったか