電子書籍普及委員会の犬吠埼一介です。この度、いよいよもって「電子書籍元年」を象徴するような出来事が起きました。コミケ、コミティアの界隈から、いわゆる個人出版界隈へと電書化された数多の作品が参入します。これは本当にすごいことで、僕の悲願でもあったのです。さあ、幅広い界隈の皆様、電子書籍がもたらす本当の夜明けはこれからですよ!
![漫画家の鈴木みそさんに「デジタルが苦手な同人作家にも簡単な電子化ツールが」と高く評価された、同じく漫画家のなかせよしみさんの斬新な企画](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ba9349be10315590032702f3a2a345dc6becdb9a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.tgstc.com%2Fogp3%2F805d5e149b03c2e5ba4e685808c9055e-1200x630.jpeg)
以前に私はこちらのブログで「漫画の作家が電子書籍の自主出版に乗り出す」際に問題となる「データ作りの難しさ」について言及しました。 漫画の電子書籍は「すべてのページを同サイズの画像データ」として作成し、それを「束ねただけ」の非常に簡単な原理のものです。しかし、それをリーダー端末やスマホなどに「電子書籍データ」として認識させ、ちゃんと表示させるには特殊な仕様が必要です。 その仕様のデータ作成に、これまではAmazon Kindleが公開している「Kindle Comic Creator(KCC)」が「最も使いやすいツール」という認識が広かったと思われます。しかしこの度、これを上回る「機能」と「使い易さ」のシステムが登場しました。 「マグネット」が無料公開しているオンラインの電子書籍作成システムです。 マグネットはクリエイターのエージェントとして名高い株式会社コルクの佐渡島庸平氏が代表取締役を勤
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