新潟県妙高市の宿泊施設を利用した中学生や高校生など合わせて90人が、先月、下痢や発熱などの症状を訴えていたことが分かり、保健所は、施設が飲用水として使っている川の水が原因の集団食中毒と断定して、16日から3日間の営業停止処分にしました。 新潟県によりますと、先月21日から24日にかけて妙高市の宿泊施設、「休暇村妙高」を利用した東京の中学生と教師合わせて44人が、下痢や発熱などの症状を訴えました。 さらにその後、施設を利用した高校生26人と、一般の利用客20人も同じような症状を訴えたということです。 症状を訴えた人は、合わせて90人に上り、病院で治療を受けた60人のうち中学生1人と高校生1人が、一時入院しましたが、いずれも症状は軽く、すでに回復したということです。 施設では、飲用水として川の水を使っていて、保健所が調べたところ、症状を訴えた一部の人から、川などに生息するカンピロバクターと呼ば